当事務所について
ごあいさつ
先日、ある業者さんから「先生は士業なのに、すごく話しやすいですね」と言っていただく機会がありました。
柄にもなく褒められたもので、つい照れてしまって、「いやいや、そうですか? ありがとうございます」と受け流してしまったのですが、あとになって「士業なのに…」という言葉が、なんだかじわじわと気になり始めました。
そうか、一般の人にとっては、“士業”って話がしにくいイメージなのか。
そう思って、前の事務所の仲間や取引先の税理士さんや弁護士さんを思い返してみましたが、私が知る限り、そんなにコミュニケーションに難がある人はいなかったように思います。
それでは、一般の人が感じる「話しにくい」とはどういうことなんだろう。
私たちのような士業の人間は、ありがたいことに”先生”と呼んでいただくことがあります。
法律に詳しい弁護士、司法書士。税務のプロである税理士、会計士。
一般の人にはあまり馴染みのない専門知識を持っているからこそ、多くの方が自然に“先生”と呼んでくださるのだと思います。
でも、学生の頃、教師である先生との間には明らかに越えられない壁がありましたよね。
同じように、私たちが“先生”と呼んでもらっている以上、そこにはどうしても取り払えない隔たりができてしまいます。
もしかすると、それが、一般の人が感じる「話しにくい」の始まりではないか。
私たちは、専門知識を生かし、ご依頼人の生活を良くしたり守ったりするのが仕事。
これは、美容師さんが上手にヘアカットしたり、大工さんが立派な家を建てるのと何も変わりません。
別に士業が特別でもなければ、もちろん偉いわけでもないのです。
それを忘れ、“先生”という言葉に飲み込まれた一部の士業の人たちが、依頼人の話に耳を傾けなくなったり、一方的な上から目線のアドバイスをしてしまう・・・。
だから、士業=話しにくいという、
嘆かわしいイメージにつながっているのではないでしょうか。
これでは、お客様やご依頼人との間の壁をますます分厚くするだけです。本当は私たちこそ、もっと身近な存在にならなければいけない職業なのに・・・
司法書士になって13年が経とうとしています。
長く同じ仕事を続け、当たり前のことが増えてきた今こそ、慢心や思い上がりが出てくるとき。
これから先はますます、謙虚な気持ちを忘れずに取り組んでいかなければ、と感じます。
そして、20年後も「先生は士業なのに、話しやすいですね」と言ってもらえる司法書士をめざしたいと思っています。
目の前のお客様一人ひとりを大切に、同じ目線で、問題解決のサポートを行うことをお約束いたします。
サービス内容にかかわらず、私にお手伝いできることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
略歴
1981年8月 | 茨城県つくばみらい市生まれ |
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2005年10月 | 司法書士合格 |
2006年4月 | 千葉県の司法書士事務所入所 |
2007年4月 | 東京都の司法書士事務所入所 |
2018年5月 | 司法書士おと総合事務所 開設 |
事務所名の由来
私の名字でもある「大藤(おおとう)」は少しめずらしい名前のようで、フリガナがないと読みにくいと感じる方が多いと思います。
ですから、事務所名は誰にでも読めるひらがな表記にしようと考えていました。
また、言葉で発すると「おおと」や「おと」と伝わることが多かったので、一番短くて簡単な「おと」を採用しました。
名前に特別な意味を込めているわけではありませんが、「誰にでもやさしく、わかりやすく、丁寧に」を心がけて、皆さまに頼ってもらえる事務所にしていきたいと考えています。
事務所概要
事務所名 | 司法書士おと総合事務所 |
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代表 | 大藤 亨(おおとう とおる) |
所在地 | 〒135‐0047 東京都江東区富岡二丁目11番18号リードシー門前仲町4階 |
TEL | 03-6324-3894 |
FAX | 03-6630-8231 |
info■law-oto.com (■を@に変更してください) | |
開設 | 平成30年5月 |
営業時間 | 9:00〜18:00 (土日祝を除く) 折返しご連絡や面談のご予約は上記以外の日時も承ります |